菊五郎・菊之助 役者のことば

2012年5月16日 「三年目」 尾上菊五郎

3日より開幕致しました大阪松竹座での三年目三回目の「團菊祭」も中日を迎えました。

昼の部は、家の芸であります「身替座禅」の山蔭右京を勤めております。太郎冠者にのろけ話を聞かせる件は、立役と女方を踊り分けメリハリをつけるのが大切です。ただ…大阪のお客様はとても乗りがよく楽しんで下さいますが、乗せ上手でもありますので、つい乗せられて悪乗りしすぎないよう、品よく勤めるよう心がけております。

夜の部は、「絵本太功記」の真柴久吉です。芝居を納める役で、とにかく非常に気持ちの良いお役です。

こうして三年連続で大阪で團菊祭が出来ます事は、大変ありがたく皆様のご後援の賜物でございます。来年はいよいよ歌舞伎座が新装開場致しますが、出来ますれば、この大阪での團菊祭も末長く続けさせて頂きたいと心より念じております。それには、皆様の厚い厚いご後援が必要でございます。

是非是非、大阪松竹座に足をお運び下さいますようお願い申し上げます。